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- 院長からのお手紙
訪れてくださった皆さまへ
まず最初に、
読んでほしいことが
あります。
― 院長・藤原成樹からの手紙 ―

子どもたちに
育ててもらった、
小児歯科医です。
小児歯科 ふじわら歯科 院長藤原 成樹
初めてお子さんを連れて来られたお母さんから、時々こんなふうに声をかけられます。
よく見ると――
「あっ!」
ずっと昔、私が診ていた女性(あの頃は幼稚園や小学生でした)です。
あの頃、診療台にちょこんと座っていた子が大人になり、結婚してお母さんになって、今度は自分の大切な子どもの手を引いて、また私のところへ来てくれる。
小児歯科医をやっていて、
本当によかった。
そう心から思う瞬間です。
私は、市立東田辺小学校、市立中野中学校、府立生野高校を卒業した生粋の地元人間です。
この東住吉の街が 駒川が 針中野が大好きです。
子どもの頃を過ごしたこの街で歯科医師になり、今度はこの街の子どもたちの成長を見守る。
そして、かつて診ていた子どもたちが親になり、自分の子を連れて帰ってきてくれる。
考えてみれば、ずいぶん幸せな仕事をさせてもらっているなぁと思います。

私にも今、6人の孫がいます(上は小6 下は2歳児の全員女の子です)。
そのせいでしょうか。
診療室にやって来る子どもたちを見ていると、だれを見ても
ちょっと似てるなぁ」
なんて思ってしまいます。
男の子も女の子も、本当にかわいくて仕方ありません。
でも、最初からこんな小児歯科医だったわけではありません。
若い頃は、もっと上手になりたい、もっと良い医院にしたい、地域で一番になりたい――そんなことにがむしゃらで夢中になった時代もありました。
長い年月を小児歯科医として子どもたちに接していて、今になって思います。
子どもたちを育てているつもりで、
育ててもらったのは
僕の方だったのかもしれない。
だから僕は 僕の医院のメンバーは、
子どもを「減点法」で見ません。
ゼロから始める
いつも「加点法」。
昨日できなかったことが、今日ほんの少しできたなら、
私たちも一緒に喜びます(時には僕らの方が感動して泣いてしまうくらいです)。

できないことを数えるより、今日できたことを見つけて(保護者の方と一緒になって)みんなで喜びあう。
そうしていると、不思議なことに診療室は毎日、ちいさな幸せでいっぱいになります。
私はスタッフにも、できるだけ穏やかな気持ちで働いてほしいと思っています。
人は心に余裕があれば、自然に顔がやわらかくなり、笑顔になり、言葉も優しくなるからです。
その心からの笑顔と、
という一言が、時には治療以上に子どもたちやお母さんのお薬になる。痛みをとってくれる。
私はそう信じています。
小さな子どもは、大人の心を見抜く天才です。
だから、取り繕った優しさではなく、
真心で。
子どもたちが安心して心を開き、保護者の方がホッとして、働いている私たちまで笑っている。
そんな、あったかい診療所でありたいと思っています。
そしてこれからは、子どもたちが健やかに育っていくお手伝いをすることと、そんな子どもたちを優しく見守る次の医療人を育てていくこと。
それが、私のライフワークです。

……ちなみに診療室を離れると、
ロードバイクと筋トレが大好きです。
6人の孫たちから、
シブい!」
と言ってもらいたい。
そんな下心もあって(笑)、今日もできるだけ元気に、ちょっとストイックに生きています。
小児歯科 ふじわら歯科 院長藤原 成樹
